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奈良県市民オンブズマン 2011.1 renewal

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西和医療センター移設先  JR王寺駅前はNO

西和医療センター移転先王寺駅南側の案はなくなった

5月22日 山下知事に提出していた西和医療センター移転先案jr王寺駅南側は問題
ありとして見直しを要望していたが、6月12日発表の見直し案では王寺駅前への移転案は
なくなった様である。我々の要望が実現したのは嬉しい。山下知事の英断に敬意を表する。
この決定に従って、今後地元王寺町と協議、新たな移転先を決めてゆくことになるのは
当然であるが、王寺町は地元市民のコンセンサスを得ながら進めることが肝要である。
王寺町は広域7町に対しては事情を真摯な態度で説明し、理解を求める必要がある。
仮にも王寺町以外の自治体へ移転するような話になってはならない。
良い方向に進むよう願っているが、しっかりと注視して参りたい。

# by naraken-ombuds | 2023-06-13 21:31 | 情報提供

西和医療センター移設先に関する要望書 提出しました

西和医療センター移設先に関する要望書

                 

西和医療センター移設先候補地JR王寺駅南側は移籍先として適地とは

い言えない。王寺町には旧王寺小学校跡地(王寺町本町2丁目)があり

JR王寺駅南側との比較において優位性が認められるので候補地の見直し

を要望致します。

JR王寺駅南側が適地と言えない理由

候補地の王寺町所有分は現在町営の立体駐車場、単車・自転車置場として

使われている。これは必要な設備であるから、代替場所を用意する必要が

問題は簡単ではない。。

7.JR王寺駅南側を移転先の候補地と内定するに当り、王寺町の住民の

合意形成は形式的なものであり王寺町のまちづくり条令に違反している

可能性が高い。王寺駅南北の周辺自治会には回覧方式で文書を回し一両日中

に自治会長の署名押印を求めた経緯があり、14自治会の内、5自治会が同

意していない様である。尚、南駅前自治会はこの回覧文書に同意はしていな

いが、駅前再整備計画について町との協議を進めているところ、現時点での

情報では判断出来る状況ではないとしている。

王寺町議会には説明を行っているが議論を尽くした訳でもなく賛否を求め

ることもなかった。

西和地区7町の協議会は県知事に対し、要望書を提出しているが、王寺町の

の提案に賛同はしているが、候補地として適地であるか否かを検討した

経緯はみられない。

8.以上の点を総合して考えると候補地の王寺駅南側はその立地に、懸念材料

が多く、事業費予算の増大が見込まれ、工期についても長期化が予想される。

整備基本計画は重要な部分について充分煮詰めていない不十分なものと言

わざるを得ない。

  旧王寺小学校跡地が最適地とする理由。

 1.拡幅なった国道168号線沿線にあり国道25号線と国道168号線

   が交差する本町1丁目から南に約500Mに位置する。小学校の対面

(東側)は王寺町自慢の達磨寺がある。

 立地条件を総括すると

   北方面からの斑鳩町、平群町、安堵町、三郷町(一部)のアクセス

   ルートは本町1丁目交差点を直進して南下すればよく、河合町、上牧町

  (一部)は本町1丁目交差点を左折500m、広陵町、香芝市の利用者は

   国道168号線を北上することになる。

   王寺駅からは徒歩(15分)も可能であるがバス路線を増便、充実

   することにより良質な医療センターへのアクセス環境が構築できる。

   尚、国道168号線の右折新設は課題として存在するが解消できる

   ものと考えられる。

   

 2.王寺町は本件跡地の活用について公募型市場調査を実施し、調査結果の

   概要が公表されているが医療・福祉型施設、物販系施設、住宅関連等幅

   広い活用の可能性があると見込まれている。

   新医療センターは50年後の日本人口8700万人との予測を踏まえて、

   建設されるべきで、同センターが当該跡地を占有する様なものではなく、

   調査結果を生かした跡地の利活用は可能と考えられる。

 3.旧小学校跡地には文化財保護に相当する遺物が埋蔵されている様で

   あるが、令和13年開業を予定する工期から判断すると必要な調査

   が行われることに特段の問題はないものと思われる。

4.新西和医療センターを旧王寺小学校跡地に移転を前提としてJR王寺駅南

   側の再整備計画を考えると南駅前の問題点とその対策がより分かり易い

   ものになる筈であるから、計画が円滑に進展される事が期待できる。

 5.尚王寺町には旧王寺北小学校の跡地(王寺町船戸 土地面積20,800平

   米)があるが、王寺駅から徒歩20分やや勾配がある、当該用地に至る

   アクセス道路幅員が狭いこと、近隣自治体からのアクセスルートに難点が

   があり、旧王寺小学校跡地と比し劣るものと思われる。

                               以上。

旧王寺小学校

所在地 王寺町本町2丁目6番16号

土地面積 16,015平米   

貼付資料

 1.旧王寺小学校跡地図面 

 2.旧王寺小学校及び王寺北小学校の跡地利活用に関する市場調査の概要

 3.JR王寺駅南側 候補地周辺図

令和5年5月22日

奈良県知事 山下 真 様

         

                

          奈良県市民オンブズマン代表幹事 一村哲司

           

    


# by naraken-ombuds | 2023-06-02 16:23 | 情報提供

山下知事 西和医療センター移転、再整備の見直しを指示

山下知事が令和五年度予算執行について21項目の見直しを指示した
その中の11番目の項目に「西和医療センター移転、再整備の検討」が挙げられている。
私共は選挙期間中において直接山下候補に見直しの御願いを訴えていた。
私共の声が間違いなく知事に伝わっていることを実感する。
見直しは6月上旬までに行うことも表明されている。
我々はその日程に合わせた対応を行う必要があると思う。

# by naraken-ombuds | 2023-05-10 21:36 | 情報提供

西和医療センター移転計画 (4)

西和医療センター移転計画の奈良県の担当部署は
福祉医療部医療政策局の病院マネジメント課である。
担当者と電話連絡をとる。
開業予定時期は令和13年とのことである。
基本構想では移転するのがベターとの判断であるが移転先は
候補地としてJR王寺駅南側が挙げられているが決まった訳ではない。
従って土地図面(配置図)は現在持っていないとのことである。
先にこのBLOGで紹介した様に王寺町には候補地としては
旧王寺小学校跡地の外に旧王寺北小学校跡地がある。
JR王寺駅南側は基本構想でも指摘されている様に浸水対策、浸水時
の病院アクセスの確保という問題を抱えている。
現在使用中の駐車場、単車・自転車置き場問題に加えて、詳細
不明ながらも、新設医療センターの出入り口は周辺マンション
住民の出入口となっているいるところからアクセスルートが
双方の利用者に安全が確保されるのか懸念されるところである。
又、民間からの土地の買い上げを必要としている等を
考慮するとJR王寺駅南側が新設医療センターの移転先の
適地とは考えにくい。
王寺町は西和地域住民全体を視野にして移転先候補地を見直すべきである。




# by naraken-ombuds | 2023-04-08 09:57 | 情報提供

西和医療センター移転計画 王寺町の行政センスは時代遅れ (3)

住民参加型の地方自治が問われている中で西和医療センター移転計画の推移を観察すると受け入れ自治体として期待されている王寺町の対応はお粗末で時代遅れも甚だしい。
国土交通省が発表しているまちづくりの上での「合意形成」における住民参加レベルの設定を次の様に示している。
1.情報提供レベル(inform)
住民にたいして事業に関する情報を提供する。
2.協議レベル (consult)
住民からの意見を収集し、意思決定の参考とする
3.関与レベル(involve
一連のプロセスのなかで意見を収集し、課題の解決、計画への反映を行う。
4.協慟レベル (collaborate)
住民と行政の立場は限りなく対等であり、計画立案から意思決定まで住民が関与する。
5.権限付与レベル (empower)
意思決定までの過程を住民に委ねる。
(注)レベルの低いもの1から順に高くなる
国土交通省によれば「住民参加とは公共事業において行政が意思決定する際にその判断材料を市民から得る為に行うもの」であるがレベル1は住民参加とまでは言えないとしている。
そこで今回の西和医療センター移転計画における王寺町の対応はどうであったか。
王寺駅周辺には13の自治会が存在する。王寺町は西和医療センターのJR王寺駅南側への移転要望書を王寺町が作成し、回覧形式で自治会長の記名押印を求めたという。
一説には何の説明もなくその日の内に回収されたとかで13自治会の内2自治会長は見送っているとのこと。又、今年になって要望書撤回を申し入れた自治会もあるという。
なんとお粗末な対応であるが笑えない話である。これで住民の合意形成ができたとでも言いたいのか。今どきこの様な時代錯誤としか言いようのない事が白昼堂々と行われている事を知るとなんとも情けない、又空恐ろしい事態である。
次に王寺町議会への対応である。
複数の町会議員から側聞すると議会には移転計画の説明はあった様である。しかし、議会に計画の合意を求める手続きは行っていないし、残念乍ら、議会も議会としての意思決定は行っていない。議会の移転計画に対する認識には疑問を持たざるを得ない。
以上概観すれば王寺町はこの問題に対して参加レベル1(不十分な内容)しか合意形成の行政努力は行っていない。
昨日述べた憲法並びにまちづくり条例に違反していることは明らかである。







# by naraken-ombuds | 2023-04-03 10:13 | 情報提供