請願の結果 県会議長からの連絡
2月21日、私どもが提出した「行政委員の月額報酬見直しに
関する請願書」に対し、奈良県議会は3月23日の本会議に
おいて圧倒的多数をもって「継続審査」となった事は既報の
通りである。
そして、3月26日奈良県議会名のハガキで「継続審査」となった
事が改めて、請願代表者宛に届いた。
ここで、奈良県議会のとった対応を検証するに、この件について
は理事者側も見直しについて基本的に異論はなく、且つ別途
委員会において検討し、秋頃を目途に結論を出したいとする
県知事の発言も見られた。
であるならば、今回の本会議で請願を受けて見直しの決議が
あってしかるべきである。
何故結論を先送りする「継続審査」としたのであろうか。
思うに、県会議員には今回誓願書提出の推進団体である
「奈良県市民オンブズマン」の請願を素直に支持する事にある種
の抵抗があったと推察するがひがみであろうか。
政務調査費等の問題を同グループから指摘されている最中の事
もあり、潔しとしない処があったのと思う。
しかし、住民を代表する議会が仮に、その様な発想で対応
していて良いのであろうか。
行政委員報酬の見直しは全国府県で既に行われており、奈良県
は最も遅いグループである事は議員は百も承知の筈である。
面子に拘っている場合ではないと思うが如何?
ここでも奈良議会の体質が如実に現れたというものである。
一村哲司